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医事オペレータ技能認定試験の概要

主催団体

財団法人日本医療教育財団

資格概要

医事業務の遂行に不可欠となっている医事コンピュータの操作・処理に関する知識と技能のレベルを評価、認定することによって、その職業能力の向上と社会的な地位の向上に資することを目的として実施。

受験資格

2級メディカルクラーク(医科)であって、教育機関等が行う教育訓練のうち、医事オペレータ技能認定委員会が医事オペレータ技能認定規程により認める「医事オペレータ技能認定試験

受験資格

に関する教育訓練ガイドライン」に適合する医事コンピュータ教育課程を履修した者。

試験分類

医科

学科試験──医療事務、一般試験。

実技試験──外来、入院の診療伝票から患者情報、病名情報、診療情報を入力し、レセプトを4枚出力。(医療事務及び一般知識に関する学科試験は、受験資格である医事コンピュータ教育課程を履修した学校からの受験については免除される)

試験日程

毎月(年12回)

受験料

7,500円

試験会場

各都道府県の公共施設など

合格発表

合否は試験日から約1ヵ月後に郵送により通知。合格者には医事オペレータ技能認定証が試験結果通知から約1ヵ月後に郵送。

合格条件

学科試験および実技試験の各々の正解率が70%以上。

合格率

約80%

問い合わせ先

〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10

TEL:03-3294-6624(代)/FAX:03-3294-1787

ホームページ:http://www.jme.or.jp/index.html

解説

医事オペレータ技能認定試験とは、医療機関のコンピューター導入にあわせて必要となってくる、医事コンピューターオペレーターの育成と養成を目的とした認定試験です。合格者には「メディカル・オペレータ」の称号が与えられます。

「メディカル・オペレータ」の称号を手にするということは、医療事務の業務で必要となるコンピューター操作技術のスペシャリストと認定されたことになります。このコンピューター操作技術が、より精密になっていけばいくほど、こなせる仕事量が多くなります。

「メディカル・オペレータ」の称号は賃金のベースアップに有利となりますので、転職に有利な資格といえます。

医事オペレータ技能認定試験を受験するためには、まず最初に医療事務技能審査試験を受験し、2級メディカルクラークの称号を得ていないといけません。医事オペレータ技能認定試験は医科限定の認定試験のため、「医科」のメディカルクラーク取得者でなければ医事オペレータ技能認定試験を受験することはできません。医療事務技能審査試験も受験資格を設けられていることから、医事オペレータ技能認定試験を受験するためには、相当の経験を積まないといけないということになってきます。豊富な経験がなければ、進歩し続ける医療関係のコンピュータ技術に対応できない、ということになります。

試験は実質的には実技試験だけといえます。実技試験はレセプトの4枚出力と、一見簡単そうに見えますが、試験には制限時間がありますので制限時間内にいかに正確にレセプトを入力し発行できるかが鍵になってきます。しかしながら、この医事オペレータ技能認定試験は相当の経験を積んだ人が受験するため、たとえ受験勉強ができなかったとしてもそれ相応にこなすのが現状です。そのため、合格率も80%程度と高い数値となっています。合格の条件は得点率が70%以上とラインが低めに設定されていることもあり、合格者が増えるという実情があります。

日々新しいシステムが導入され混乱しがちな医療機関のコンピューター関連で、「メディカル・オペレータ」の称号を得ることは、医療系システムの専門家である、という自信を得ることにも繋がります。長く経験を積まないと受けることができない認定試験ですから、受験者が自身の立ち位置を知るのにいい試験です。

自分のスキルを試すためまた、スペシャリストとして働くための指針として、この試験を受けることは間違ったことではないと思います。転職活動を有利に進めるためにも、ぜひ取得しておきたい資格のひとつです。

診療情報管理技能認定試験の概要

主催団体

財団法人日本医療教育財団

資格概要

診療情報管理業務の従事者として必要な病名コーディング等の知識と技能のレベルを評価、認定することによって、その職業能力の向上と社会的地位の向上等に資することを目的として実施。病名コーディングとは、カルテに記載されている病名を世界保健機構(WHO)の定める国際疾病分類(ICD)に従いコード化することです。

受験資格

  • 1級メディカルクラーク(医科)もしくは1級医療事務職(医科)であって、診療情報管理教育委員会が定める「診療情報管理技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者
  • 診療情報管理業務に3年以上の実務経験を有する者
  • 診療情報管理技能認定委員会が上記と同等と認める者

試験分類

医科

試験科目

学科試験内容

  • 診療情報管理専門知識

実技試験内容

  • 実技I 病名コーディング基礎知識
  • 実技II 病名コーディング専門知識

試験日程

5月、9月、1月(年3回)

試験申込

受験申込書の受付→試験日の2ヶ月前~2週間前。受験申込書と受験手数料は日本医療教育財団に持参、もしくは郵送。

受験料

7,500円

試験会場

各都道府県にある公共施設など

合格発表

合否は試験日から約1ヵ月後に郵送により通知。合格者にはメディカル・レコード・コーディネーター認定証を試験結果通知から約1ヵ月後に郵送。

合格条件

学科・実技I・実技IIの各々の得点率70%以上で合格

合格率

およそ80%

主催団体

財団法人日本医療教育財団

問い合わせ先

〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10

TEL:03-3294-6624(代)/FAX:03-3294-1787

ホームページ:http://www.jme.or.jp/index.html

解説

診療情報管理技能認定試験は、2004年から実施されている比較的新しい認定試験です。診療情報管理技能検定試験に合格すると「メディカル・レコーディング・コーディネーター」という称号が与えられます。「メディカル・レコーディング・コーディネーター」の称号を持っている人は、普通の医療事務と違い、より精度の高い病名コーディング技術などの診療情報管理業務の専門家としての能力を有していることを認定されている人ということになります。

レセプト作成の基本となる診療報酬に、診療録管理体制加算やDPC(診断群分類)による包括払い方式が導入されたことを受け変化していく管理業務中で、今までにも増して病名コーディング技術の必要性が高まっている風潮があります。

認定試験に合格し「メディカル・レコーディング・コーディネーター」の称号を手にすれば、診療情報管理業務のスペシャリストとして、昇給の可能性も見えてきますし、転職する際にも有利になってきます。「メディカル・レコーディング・コーディネーター」の称号を持っていることを、履歴書ないし職務経歴書に記載しておけば、普通の医療事務として働くよりも高めの給料からスタートすることもあります。

ただし、受験資格を見ると、スキルの高いスペシャリストしか受けられない認定試験という印象を受けます。精度の高い病名コーディング技術を取得するためには相当の経験が必要になります。技術と経験に裏打ちされたその道の専門家、ともいえる人だけが受けられる試験、それがこの診療情報管理技能認定試験です。

合格率は80%程度と高めですが、一因としては、知識も経験も充分ある人たちだけがこの認定試験を受けるからだと思われます。合格のボーダーラインも比較的低めです。知識と経験の豊富な人たちが受ける試験でこのボーダーラインの低さなので、必然的に合格率が上がってしまうのではと考えます。

診療情報管理や病名コーディングは今後ますます重要な業務となってきます。その専門家だと認められることは大変な名誉のあることです。自分が今まで培ってきた医療事務としての経験や、医療事務として働いていく中で身に付けた知識や技術を称号として認めてもらえるチャンスなのです。スキルアップの割合を試すためにも、この試験を受けることは意義があるといえます。

ケアクラーク技能認定試験の概要

主催団体

財団法人日本医療教育財団

資格概要

介護保険制度下で不可欠となる介護事務職の養成を促進するために、制度施行前の平成10年度より、介護事務に関する「審査基準および細目」等を策定して当試験を実施。介護事務職の技能の向上と平準化を図るとともに、その普及拡大に努めています。介護事務職として業務に従事されている方の技能の確認や証明にも活用されています。

受験資格

教育機関等が行う教育訓練のうち、技能認定委員会がケアクラーク技能認定規程により認める「ケアクラーク技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者、もしくは、介護事務職として6ヵ月以上の実務経験を有する者

試験科目

学科試験内容

  • 介護事務一般知識
  • 人間関係(コミュニケーション)
  • 老人・障害者の心理
  • 社会福祉
  • 老人福祉
  • 地域福祉
  • 社会福祉援助技術
  • 介護概論
  • 介護術技術・障害形態別介護技術
  • リハビリテーション
  • 医学一般
  • 介護保険制度
  • 介護事務業務
  • (択一式)

実技試験内容

  • 介護給付費請求事務
  • 介護給付費明細作成
  • (記述式)

試験日程

2月、4月、6月、8月、10月、12月(年6回)

試験申込

受験申込書の受付→試験日の2ヶ月前~2週間前。受験申込書と受験手数料は日本医療教育財団に持参、もしくは郵送。

受験料

6,000円

試験会場

各都道府県にある公共施設など

合格発表

合否は試験日から約1ヵ月後に郵送により通知。合格者にはケアクラーク認定証を試験結果通知から約1ヵ月後に郵送。

合格条件

学科試験および実技試験の各々の得点率が70%以上で合格。

合格率

平均70%

主催団体

財団法人日本医療教育財団

問い合わせ先

〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10

TEL:03-3294-6624(代)/FAX:03-3294-1787

ホームページ:http://www.jme.or.jp/index.html

解説

ケアクラーク技能認定試験は、介護保険制度に基づく事務処理を行う、介護事務のための認定資格試験です。介護職というものが重要視されてきた現代社会で、介護保険制度下で不可欠となる介護事務職の育成と養成を促すために、この資格試験を開催している日本医療教育財団で、介護事務に関する教育訓練ガイドラインをあらかじめ設定しておき、介護事務に関する知識と技能のレベルを評価、認定するという経緯で試験が作られました。

受験資格が細かく設定されているため、自分に受験資格があるかどうかは事前に確認する必要があります。試験は、学科と実技で試験が行われます。学科試験ではテキストや資料などの持ち込み可です。この試験に合格すると「ケアクラーク」に認定されます。

「ケアクラーク」として認定されるということは、介護報酬請求事務業務はもちろんのこと、コミュニケーションや社会福祉や介護技術などの介護事務職として求められる知識と技能を備えていると認定されたのと同じことになります。主な仕事は、ケアマネージャーと呼ばれる介護サービスのプランや企画を立てたりする人の補佐や、業者と業者との間での取次ぎ役、派遣するホームヘルパーのシフト管理などになります。また、事務の仕事としては、介護給付費を国や自治体に請求するなどといった業務も担当します。

「ケアクラーク」に認定されるメリットは、とにかく就職の幅が広がるということです。高齢化が進む日本では老人介護施設などが次々にできています。「ケアクラーク」はそういった施設などでも当然必要とされる人材なので、就職先の選択肢を広げるのに役立ちます。将来性のある資格です。

試験は、学科と実技がそれぞれ正答率70%を超えれば、合格・認定となります。70%を高いととらえるか低いととらえるかは人それぞれですが、真面目に勉強していれば問題ないハードルでしょう。今後の高齢化社会を考慮すると、受験者数の増加が予測され、全体の合格率は下がる傾向になってくるでしょう。しかし、雇用は増加傾向にありますので、転職に有利な資格として注目されています。

メディカルクラーク 医療事務技能審査試験の概要

主催団体

財団法人日本医療教育財団

資格概要

医療事務業務に従事する者の知識技能の程度を審査し、証明することにより、医療事務職の職業能力の向上と、社会的経済地位の向上に資することを目的とし実施される。医科、歯科に分かれており、それぞれ1級と2級があります。

受験資格

1級医療事務技能審査試験

(1)2級の技能審査に合格した者であって、医療機関等において医療事務職として実務経験を1年6ヵ月以上有する者。

(2)教育機関等が行う教育訓練のうち、審査委員会が審査規程により認める「1級試験

受験資格

に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者。

(3)医療機関等において医療事務職として3年以上の実務経験を有する者。

2級医療事務技能審査試験

(1)教育機関等が行う教育訓練のうち、審査委員会が審査規程により認める「2級試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者。

(2)医療機関等において医療事務職として6ヵ月以上の実務経験を有する者。

試験分類

医科・歯科

試験科目

1級医療事務技能審査試験
  • 実技I──接遇、院内コミュニケーション 筆記(記述式)2問(50分)
  • 学科──医療事務専門知識 筆記(択一式)25問(60分)
  • 実技II──診療報酬請求事務 明細書点検 4問(70分)
<2級医療事務技能審査試験
  • 実技I──患者接遇 筆記(記述式) 2問 50分
  • 学科──医療事務一般知識 筆記(択一式) 25問 60分
  • 実技II──診療報酬請求事務 明細書点検 4問 70分

試験日程

1級医療事務技能審査試験

6月、10月、2月(年3回)

2級医療事務技能審査試験

毎月(年12回)

試験申込

願書→試験日の2ヵ月前より、試験日の2週間前まで受付。受験申込書に、実務経験または審査委員会が認める教育訓練ガイドラインを履修したことを認める証明書を添付し、受験料を添えて、受験地の日本医療教育財団支部へ郵送または受験地に持参する。

受験料

1級・2級、医科・歯科共に6,500円

試験会場

各都道府県の公共施設など

合格発表

合否は試験日から約1ヵ月後に郵送により通知。合格者には合格証書を試験結果通知送付からおよそ1ヶ月後に郵送。

合格条件

実技試験I・II、および学科試験の各々の得点率が70%以上が合格。

合格率

約50%前後

主催団体

財団法人日本医療教育財団

問い合わせ先

〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10

TEL:03-3294-6624(代)/FAX:03-3294-1787

ホームページ: http://www.jme.or.jp/index.html

解説

医療事務技能審査試験は、厚生労働大臣が認可している「財団法人日本医療教育財団」が実施している試験です。歴史は非常に古く、30年以上も前から行われている試験です。年間の受験者は5万人から6万人にものぼるという、日本で一番規模の大きな資格試験となっています

試験科目は、医科と歯科に分かれています。実務経験が受験資格となっているので、医療事務としての経験を、どれだけ積んでいるのか、どれだけ仕事を理解しているかがこの試験を受ける際の重要なポイントとなってきます。合格率は低く、この資格も医療機関に信頼される資格となっています。この試験に合格すると「メディカルクラーク」という称号が与えられます。

「メディカルクラーク」とは、レセプト業務や窓口対応、カルテ管理などの、医療事務に求められる能力を持っていることを証明する称号です。看護師を中心とした病棟スタッフのスケジュール管理が主な業務となります。1級の試験も基本的には同じテーマの試験なのですが、1級では実技が「院内コミュニケーション」に変わります。実技に重きが置かれている試験となり、過去の経験が生かせる内容となっています。

診療報酬請求事務能力認定試験の概要

主催団体

財団法人日本医療保険事務協会

受験資格

不問

試験分類

医科・歯科

試験科目

診療報酬請求事務能力認定試験ガイドラインに基づく学科試験及び実技試験。

試験場への診療報酬点数表、その他の資料の持込可。

学科試験内容

  • 医療保険制度等についての概要及び知識
  • 公費負担医療制度についての知識
  • 保険医療機関等についての知識
  • 療養担当規則等についての知識
  • 診療報酬の算定方法等についての知識
  • 薬価基準、材料価格基準についての知識
  • 医療用語についての知識
  • 医学の基礎知識
  • 薬学の基礎知識
  • 医療関係法規についての基礎知識
  • 介護保険制度についての知識

(各20問・マークシート方式)

実技試験内容

  • 診療報酬請求事務の実技

試験日程

7月、12月(年2回)

試験申込

試験案内・願書用紙の受付→試験日の3.5ヶ月前。

受験手数料および願書の受付期間→試験日の2.5ヶ月~1.5ヶ月前。受験手数料は郵便振替で納入。

受験料

医科・歯科共に7,500円

試験会場

札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都、横浜市、新潟市、金沢市、静岡市、名古屋市、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市

合格発表

試験月の翌々月末までに、全受験者に文書で通知。合格者には認定証が交付される。また、合格者の発表については「協会だより」、「社会保険旬報」及びホームページにも掲載される。

合格率

約30%

主催団体

財団法人日本医療保険事務協会

問い合わせ先

〒101-0047 東京都千代田区内神田2-5-3 児谷ビル

電話:03-3252-3811、FAX:03-3252-2233

ホームページ:http://www.shaho.co.jp/iryojimu/

解説

診療報酬請求事務能力認定試験は、診療報酬請求事務に従事する方の資質の向上を図るため、厚生労働省認可の財団法人日本医療保険事務協会が実施する全国一斉統一試験です。数ある医療事務の試験の中でも認知度が高く、最も信頼度の高い試験といわれています。試験は医科と歯科に区分されており、希望により受験が可能です。

受験資格が不問というのもひとつの特徴で、誰でも受験することができます。しかし、平均合格率は約30%前後となっており、実際には誰でもというわけではないようです。それにもかかわらず人気を維持している理由は、信頼のある資格として認知されているからです。

学科試験ではレセプト関連の項目だけでなく、医療や薬に関する知識も問われます。実技試験では診療報酬請求事務の実技を行います。試験時間は学科・実技で計180分です。医療機関から評価の高い資格試験となっています。

医療事務の資格について

現在、医療事務希望者に対して行われている資格試験は厚生労働省が認定している公的資格ふたつと十種類以上もの民間資格で、厳密に言うと国家資格はありません。公的資格の方がつぶしが利くのではという判断もされがちですが、民間資格の中には公的資格と同等の知名度を誇るものもあり、一概には言えません。

ただ医療事務=レセプトと言っても過言でないほどレセプト業務は必須科目。ですからレセプト主体の資格から派生させて、どこまで資格を取るかは各個人の職務内容や方向性に委ねられています。また一部例外はあるものの、ほとんどの資格は年齢や学歴の縛りがないため、多くの医療事務希望者を集める誘因となっています。民間資格は、各主催団体指定講座の受講生であることを条件にしている場合が多いので、インターネットなどで資料を請求してみるといいでしょう。

財団法人日本医療保険事務協会

  • 診療報酬請求事務能力認定試験

財団法人日本医療教育財団

  • メディカルクラーク 医療事務技能審査試験
  • ケアクラーク技能認定試験
  • 診療情報管理技能認定試験
  • 医事オペレータ技能認定試験
  • 医療秘書技能認定試験
  • 調剤報酬請求事務技能認定

日本医師会

  • 医療秘書認定試験

株式会社技能認定振興協会(JSMA)

  • 医療事務管理士技能認定試験
  • 調剤事務管理士技能認定試験
  • 介護事務管理士技能認定試験
  • ホスピタルコンシェルジュ検定試験

全国医療福祉教育協会

  • 介護請求事務実務能力認定試験
  • 電子カルテオペレーション実務能力認定試験
  • 医療事務OA実務能力認定試験
  • 医療事務実務能力認定試験
  • 医療秘書実務能力認定試験

医療秘書教育全国協議会

  • 医療秘書技能検定試験
  • 医事コンピュータ技能検定試験
  • 福祉事務管理技能検定試験

財団法人日本病院管理教育協会

  • 医療事務士
  • 医事管理士
  • 病歴記録管理士
  • 医療管理秘書士
  • 医療秘書士
  • 介護保険事務管理士

三幸医療カレッジ

  • 保険請求事務技能検定試験

社団法人日本病院会

  • 診療情報管理士

調剤報酬請求事務専門士検定協会

  • 調剤報酬請求事務専門士検定試験

MEDIN(メッドイン)

  • 薬剤情報担当者
  • 調剤情報実務能力認定試験
  • 医療情報実務能力検定試験
  • 医療秘書情報実務能力検定試験
  • 介護情報実務能力認定試験

医療保険学院(株式会社エム・アイ・シー)

  • 医療保険士
  • 医療保険調剤報酬請求事務士

(1)給与

時給は800~1200円くらいの間でその人のスキル次第で増減されているようです。派遣社員と比較すると若干低く、時給800円が一般的な相場となります。雑務的な仕事が中心でとなり、診療所などでは清掃や診療補助、調剤薬局であれば販売部門がある調剤併設店において販売や薬の棚卸、補充等の業務も兼務する場合があります。レセプト業務などの専門性を求める度合いは医療機関によって違ってきます。

(2)勤務時間

正社員同様の長時間勤務も可能ですが、通常は1週間に3~4日程度、働く人の都合に合わせて勤務する曜日を決められます。パートの最大の特徴は1日3~4時間程度の短時間勤務であること。

(3)採用状況

パートといえども資格取得者と実務経験者は優遇されます。ただレセプト審査の経験がなくとも「レセプト経験さえあれば良い」としている場合もあります。ある程度の経験やスキルが必要ですから年齢の上限設定は高く45歳が圧倒的に多いとされています。もちろん、業務内容が正社員の補助作業のみに限られる場合でも、パソコンスキルは重要視されます。

民間機関におけるパート・アルバイトの意識調査では、勤務先の求人を見つける際に使用した媒体は、地域密着の新聞折込広告と発表されています。ほかにも市町村役場の保険年金課などでは毎月のレセプト審査に臨時職員を募集する場合があるので、各自治体の広報、ホームページの求人情報にも定期的に目を通しておく必要があります。

(4)パートのメリット

主婦層の多いパートにおいては収入を非課税の範囲で収めたり、扶養の範囲で調整し働くことが主流ですが、フルタイムで働いている場合は社会保険(健康。雇用、労災、年金)に加入することができます。パートを雇用するということ自体、医療機関にとってはコスト削減を見越してのことですから交通費には上限があります。ただし、勤務エリアが地域密着型ですので、基本的には全額支給というところが多いようです。

(1)給与

一般的に派遣社員の給与は時給制で、その水準はどこまでも各人のスキルが反映されますが、概して相場は1200円といわれており1000円から1300円の中で設定されているケースがほとんどです。ただし例外もあります。企業内健康増進センターや医療関連企業(医薬品開発会社など様々)は若干高めで1500円以上の時給が平均的。医療事務の派遣先は何も病院や診療所、薬局だけとは限らないのです。

(2)勤務時間

勤務時間選択の自由度が高い派遣労働は、自分の時間を大切にしたい人などにとって魅力的です。基本的には、正社員と同じく8時30分~17時といった設定が一般的ですが、一例をあげると8時30分~12時30分/15時30分~19時30分のいずれかを選択できる場合が少なくありません。概して他の派遣業種より拘束時間は長いということは頭に入れておかねばなりません。また時給は800~900円と安くなりますが、レセプト期間限定の就業スタイルもあります。毎月7~10日間、レセプトチェックをする仕事がこれに該当します。

(3)休日

就業前に派遣先とよく確認しておくことが重要ですが、正規職員の業務を補うために配置されることの多い派遣社員であるために土・日などは出勤の機会が多くなります。ただし残業や休日出勤の場合は時給が割増傾向にあります。

(4)採用状況

派遣社員は年齢制限がなくとも相応のスキルが求められます。年齢よりもスキル──それが派遣です。ただし、派遣元の判断で派遣先の年齢構成を考慮し、特定年齢層に絞る場合もあります。現場においては正社員以上に実務経験が問われるのはいうまでもありません。与えられた業務を確実に処理するスキルを備えたプロフェッショナルとして医療機関は期待します。

特にその能力を問われるポイントがレセプト業務。正社員の求人同様、ここでも資格の有効性が指摘できます。派遣元において「資格取得者限定」や「優遇」など資格取得者と実務経験者を同等に扱ってくれるケースも増え始めました。さらにいえることは「派遣といえばパソコン」というようにパソコンスキルは派遣社員と切っても切れない縁があります。派遣登録していても「パソコンに自信がない」という人は、派遣会社が実施している研修制度等を活用してください。ただ一般に医療事務で必要なパソコン操作はごく基本的なものが主です。

一方、受付会計やオペレータ的な作業など限定された範疇での業務は、それほど医療事務の知識を必要としないため「未経験者でも歓迎」とされる場合も少なくありません。いずれにせよ派遣先から常に即戦力を求められるため、新たなスキルやレベルアップの向上を図る必要があります。派遣会社の教育研修制度などを有効に活用ていきましょう。

(5)派遣社員のメリット

派遣社員であってもフルタイム勤務であれば社会保険(健康、雇用、労災、年金)に加入できます。この場合、派遣元である派遣会社で加入します。ただし、勤務時間や勤務日数、派遣期間の長短や業務につかなかった期間などの状態次第で加入するかしないかは派遣元とよく相談してください。派遣の期間は営業や販売などの職務では法令で最長1年間と決められているのに対し、医療事務は専門性が高い26職種に該当するため、例外的に3年間まで継続勤務が認められています。

様々な職場を体験できるのも派遣の醍醐味ですが、良い職場であれば長く勤続したいという人には嬉しい特例です。また有給も発生します。労働基準法で定められている雇い入れ日から6ヵ月間継続勤務して全労働日の8割以上出勤した場合がこれに該当します。派遣先の状況をよく見極め、正社員らの都合をよく考慮して有給を消化しましょう。

(6)派遣社員のデメリット

厚生労働省の調査では派遣労働者の不満のトップは「精神的なストレスが強い」ことであり、正社員やパートよりも明らかに高い数字が出ています。派遣社員68ポイント、正社員56.5ポイント、パート42.7ポイント(平成14年度産業労働事情調査の結果)。派遣先がどのような雰囲気であれ、業務を円滑化するために職場での良好な人間関係を構築することが急務です。また、派遣先の医療機関は派遣会社に対して1人当たり賃金の1.4倍程度を支払っているため、全派遣費用の総額分の期待を派遣社員に持ちます。

派遣社員が精神的重圧に苦しむのも即戦力として期待され、仕事の質の高さを要求されることの証でしょう。交通費の不払いなどに代表される賃金面での問題も少なくありません。基本的に時給である派遣社員にとって給料は日給月給ということになるため、休みが多かった月などは直接収入に影響します。派遣社員は残業が少なく働いた分きっちり賃金がもらえるというイメージもある反面、こうした不安定さは避けて通れません。

(1)給与

一般に、医療事務正社員の給与水準は勤務する地域の一般事務職と同等程度と見られています。多くの医療機関が集中する東京近辺では、需要に比例して給与水準も若干高くなっていますし、経験年数もものをいうので統計では(2004年度1月次、ハローワークにおける全国医療事務給与平均)月給10万円台から40万円までと相当な幅が見られました。

地域格差はあるものの一般的に15~19万円という額が平均的相場のようです。数少ない例ですが、インストラクター業務の場合は高いスキルが必要になるため、実力によっては通常よりも高収入が見込めますし、夜間当直勤務があれば給与水準自体が高めに設定されています。全日本病院協会が2003年2月に発表した「医療従事者の給与に関するアンケート調査」では、新卒者事務職の平均年収は約253万円となっており、日本医療労働組合連合会が2003年3月に発表した報告によると高卒者は約16万円、大卒者で約18.5万円が初任給と記されています。

(2)勤務時間

一般企業に較べて朝が早いのが医療事務の大きな特徴の一つで病院や診療所等医療機関では"外来受付30分前"始業がセオリー。全国のハローワークに寄せられた求人情報のうち、始業開始が8時30分になっている事業所が全体の約3割を占め、9時前に始業開始時刻が設定されている部分も含めると約半数が8時台の業務スタートとなっています。また時間帯も複数の勤務時間を採用している医療機関が約4割に上り以下のような構成となっています。

  • 前半勤務・後半勤務で分かれている
  • 短時間勤務・長時間勤務で分かれている
  • 早番勤務・遅番勤務で分かれている

これに救急病院であれば夜間当直なども含まれてきます。医療事務もまた、一般事務と同様7.5~8時間勤務が基本です。残業も無論あります。その最たる例がレセプト業務で月末月初の忙しさは目が回るという例えがぴったりきます。年末やゴールデンウィークであっても繁忙期であるため仕事は山積。医療事務といえばレセプトが中核にくるのは当然のことですから、チームワークを持ってきちんとこなさなくてはならないのは言うまでもないでしょう。

全日本病院協会の「医療従事者の給与に関するアンケート調査」(2003年2月次)によると事務その他の月平均時間外勤務は13時間と出ています。さらに診療所勤務などの場合で、診療補助も伴う際は全ての診療が終わるまで帰ることは許されません。

(3)休日

調剤薬局や医療事務インストラクターの場合は完全週休二日制が導入されています。しかし病院、診療所勤務はそういうわけにはいかないでしょう。これらの医療機関に勤めた場合の休日は日曜・祝日および休診日というのが通例。入院施設があれば、休診日も自ずと業務があり医療事務も必要になります。多くの一般企業ですっかり定着した週休二日制も医療機関は少し事情が異なるようですね。

(4)採用状況

他の業界と大きく異なる点として新卒者、若年層以外にも採用の門戸は大きく開かれているということが挙げられます。一度身に付けた技能を長く活かせるため、年齢は「45歳~50歳まで」ないし「不問」という事業所も少なくなく、医療事務が如何に実力重視の世界であるかを物語っています。求職票を見れば判る通り「経験者限定」、「経験者優遇」の文字が目立ちます。

年齢に関わらずスキルが重要視される医療事務ではやはり就職をする上で実務経験の有無が大きくものをいうようです。だからといって「未経験者は全くチャンスはないのか?」といえばそんなことはありません。医療事務に関する知識が一通りあることを証明できる要素、例えば「資格」や"講座修了"、"専門学校の卒業"などを応募の段階で、PRできれば道は開けてくるでしょう。

即戦力として期待される派遣社員と違い、内部の教育システムが整備されている正社員は、未経験者に対して寛容かつ有利な面があると評価できます。資格に関して特記すれば、全国のハローワークに寄せられた医療事務の求人情報だけをとっても15%が「必要」としており今後一層その傾向が強まっていくと見られています。従来は「資格より経験」といわれてきた医療事務も各種講座等が整備されてきた近年では、実務経験者であっても資格取得を奨励する制度を採択している医療機関も散見されるようになってきています。

また今後の医療事務従事者に欠かせないものの大前提としてパソコンスキルが挙げられます。従来、手書きで作成されてきたレセプトも今やコンピュータ処理が当たり前。ワード、エクセルの基本操作はもとより、実際の業務で使用されるソフト等、勤務を開始したら早期に覚える必要があります。求人の傾向としては、医薬分業の恩恵により調剤薬局等が増加傾向にあり、全体の求人の20%はこれが占めます。反面、歯科医院はレセプトをアウトソーシングに発注するか医療スタッフが兼任する要素が強いため求人は少なく推移しています。

(5)正社員のメリット

派遣社員の場合、派遣元の会社が大都市部に集中しているため求人もそれらの都市がメインとなりますが、正社員の場合は地方であっても他の職業よりも安定的に求人を見つけることが可能です。そして何より経済的な安定は大きな魅力。実質的な労働時間に左右される他の就業スタイルと比較すれば継続的に安定した収入が確保でき、さらに各種保険(健康、雇用、労災、年金)が完備しているのは嬉しい限り! また多くの場合、派遣社員やパートが時給制なのに対し正社員は月給制です。

医療事務の具体的な業務

会計業務

診療費のうち、患者様の自己負担分を徴収します。ミスの許されない責任の大きな仕事。病院経理のかなめといえる仕事です。

診療報酬請求業務

国や健康保険組合に提出する請求書=レセプト(診療報酬明細書)の作成から請求までを行います。レセプトは患者様一人の1ヵ月分の診療内容を点数に置き換えたもので、専門知識をフルに使います。

オペレータ業務

診療や投薬、患者様自身の情報を、カルテや処方箋から読み取ってコンピュータに入力します。スピーディーで正確な仕事が求められます。

受付業務

患者様を優しい笑顔で迎え、保険証の受け渡し、受診経路のご案内やカルテの準備などを行います。また、医療に対する知識を発揮するシーンも度々あります。

病棟クラーク

入院患者様の診察内容のコンピュータ入力、入退院時の手続きなど医療の最前線で活躍。看護師さんの事務作業のサポートも行います。

カルテ管理

カルテには患者様の個人情報がたくさん詰まっています。速やかな診察のための整理や検索をはじめ、その持ち運びや管理に正確性が求められます。